【After Effects スクリプト】DelayAnimator
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テキストのトランスフォーム位置のアニメーションに、一発で1レイヤーのまま文字毎の遅延を付けることができるようになるスクリプトです。 [導入方法] Nisai_DelayAnimator.jsxbinファイルをScriptUI Panelsフォルダへ入れ、ウィンドウより実行。 製作者 Nisai(@Muriminium) 動作確認済み環境 Windows10/11 macOS 2021 2022 2023
機能
◆Delay 選択したテキストレイヤーにエクスプレッションとエフェクトを適用します。 パラメータ ・Delay 遅延フレーム数を設定します。 ・Order 遅延の順番を設定します。 Normal :通常の順番 Reverse:逆順 Random :ランダムな順番 ・Auto Opacity In オンにすると遅延に合わせて自動でカットインさせます。オン推奨。 ・Auto Opacity Out オンにすると遅延に合わせて自動でカットアウトさせます。 SettingsからPositionKeyModeをオンにしておくと、トランスフォーム位置の最終キーフレームの時間に最終表示フレームが合うようになります。 PositionKeyModeがオフの場合、最終表示フレームに最後の一文字の表示が合うようになるため、トランスフォームのキーフレーム位置をうまく調整する必要があります。 ・Opacity 遅延に合わせた透明度を設定します。 ・No Fade オンにするとOpacityの変化で半透明の状態のとき全て透明な状態にします。フェードのような効果を付けたくない場合はオンにします。 ・Scale 遅延に合わせたスケールを設定します。 ・Rotation 遅延に合わせた回転を設定します。 スケールと回転のアンカーポイントはSettingsから調整可能です。 ただしテキストレイヤー全体で全角文字を基準とした統一された位置となるため、微妙な位置になることが多いです。 テキスト>詳細オプション>アンカーポイントの配置 から一応微調整可能です。 ◆Settings ・Delay ・Order ・AutoOpacityIn ・AutoOpacityOut ・NoFade これらはエフェクトプロパティの初期値を設定できます。 AEを閉じても保存されるため、使いやすい初期値に設定しておくことをおすすめします。 ・Convert Scale Rotation オンにすると既にレイヤーに設定されているトランスフォームのスケール、回転のキーフレームを全てそのままエフェクトプロパティの個別適用プロパティに移動してくれます。 ・アンカーポイント アンカーポイントの位置を設定できます。上述した通りの仕様なので注意。
特殊な仕様のまとめ
・位置だけはトランスフォーム位置を直接いじることができ、そのまま遅延を付けることができます。プレビュー画面でドラッグして調整可能です。 ・透明度、スケール、回転は個別に遅延モーションを付ける場合エフェクトプロパティから調整する必要があります。 ・3Dレイヤーに対応していますが、Z軸方向の動きには対応していません。 ・プロジェクト設定のエクスプレッションエンジンがJavaScriptでないと動作しません。ポップアップメッセージが出るので、その指示に従って変更してください。 ・このエクスプレッションを適用した位置は縦横それぞれコンポジションサイズの2倍、スケールは1000%、回転は3600度が最大値となる制限が存在し、その値を超えることはできません。 ・位置に遅延の無いモーションを付けたい際は親のヌルを作成することで可能になります。
更新履歴
2022/01/05 ver1.1.0 ・AutoOpacityOutにPositionKeyModeを追加しました。 トランスフォーム位置の最終キーフレームに合わせたカットアウトを自動で適用できます。 2022/01/15 ver1.1.1 ・最終キーフレームに合わせたカットアウトがずれるのを修正
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